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2025.07.17
屋上・ベランダ防水工事をする理由をご存じですか?
防水工事をしないとベランダが接している外壁や軒天から雨漏りや水が回ってしまう可能性があるからです。
防水工事が適切にされてないと、水漏れだけでおさまらず、壁の割れや剥がれ、腐食してしまう事もあります。
防水工事は、建物内部に雨水がいかないように遮断し、漏水を防ぐために行うのです。
一般的な戸建て住宅で行われる主な防水の種類としては、樹脂を液状にして膜を形成する【塗膜防水工事】ですが、シート状の防水材をつなぎ合わせて層をつくる【シート防水工事】にて施工されているお宅もあります。
これらの防水工事によって『防水層』を形成し、その上に防水層を保護する『トップコート』が塗られています。
ベランダやバルコニーは、人の出入りがある場所でもあります。
人の出入りによって摩耗し、太陽の光を浴びることで、年月とともに防水層は傷み劣化します。
適切な時期に【再施工】を行うことで家の関係する箇所を守ることにも繋がります。
そしてトップコートは、塗膜防水工事やシート防水工事等で防水層を形成した後に塗装するモノになります。
トップコートの役割は、防水層を紫外線等から守る保護材のような役割を果たしています。
トップコートは、7~8年程で劣化症状が出てくることがあります。
症状としては、チョーキング、塗膜の剥がれ、ヒビ等です。
トップコートが劣化した状態で放置しておけば、当然その下の防水層も劣化します。
さらに放置することで雨漏りや外壁の劣化、最悪は外壁の剥がれ等に繋がることにもなります。
太陽が当たりやすいなどの場所によっても劣化具合は変わりますが、8年前後で一度確認してもらうのがいいのではないでしょうか。
トップコートを塗り替えることは、防水工事を再施工する事と比べると、費用が安価で済みます。
大切なご自宅の屋上・ベランダを定期的に確認してみてくださいね!